
こんにちは、はづきです。「よりよいワタシLab」にお越しいただきありがとうございます。
突然ですが、あなたはこんな風に感じていませんか?
「朝から晩までスマホを手放せない…」 「気づけばSNSや動画で時間が溶けていく」 「目の疲れと虚無感だけが残る」
若い頃はガラケーの進化にワクワクし、スマホがあれば何でもできると信じていました。でも、いつの間にかスマホから溢れる情報に流され、大切な時間やエネルギーを消耗している感覚に陥っている方は少なくないはず。
私もそうでした。スマホのスクリーンタイムに制限をかけたり、「できるだけ」触らないように気をつけても、しばらくするとまた元の「どっぷりスマホ生活」に戻ってしまう日々…。
そんな中、最近出会った一冊の本が、私のスマホとの付き合い方を大きく変えるきっかけになりました。それが、カル・ニューポート著の**『デジタルミニマリスト』**です。
1. スマホとの「蜜月な関係」がもたらすもの

終わらない情報消費の悪循環
いつでもどこでも、朝から晩までゲームに動画、SNS、そして特に見る気もなかったニュースのはしご…。スマホから次々と押し寄せる情報を受け止め続ける生活は、知らず知らずのうちに私たちの貴重な時間を奪っています。
「時間が過ぎたのに、何一つ達成感がない」 「残るのは眼精疲労と虚無感だけ」
これは、多くの方が抱える共通の悩みではないでしょうか。時間泥棒とも言えるスマホとの「蜜月な関係」は、私たちの心身に大きな負担をかけているのです。
避けたい「デジタル中毒」の落とし穴
『デジタルミニマリスト』を読むと、スマホに溺れる生活がいかに「怖くて愚かしいこと」であるかを痛感します。もちろん、スマホ自体が悪なのではありません。しかし、無意識にスマホに時間を費やしてしまう状態は、**一種の「デジタル中毒」**とも言えるでしょう。
「時間の無駄だとわかっているのにやめられない…」 もし心当たりがあるなら、それはまさにデジタルミニマリストの考え方が役立つサインかもしれません。
2. 『デジタルミニマリスト』が示す新しい道
スマホとの関係を見直す「賢い距離感」
この本が画期的なのは、単に「スマホを手放そう」という話ではない点です。著者は、スマホとの付き合い方に疑問を感じ始めた人だけでなく、**「スマホ中毒に陥らない人の思考や知恵」**を教えてくれます。
「スマホなぞ滅びてしまえ」という極端な思想ではなく、自分の生活に必要なテクノロジーを見極め、むしろ積極的に活用していこうというスタンスです。これは、所持品を極端に減らす物質的なミニマリストとは一線を画します。
「質の高い余暇」で人生を豊かに
『デジタルミニマリスト』では、自分の本当に必要なテックを見極めるために、一度30日間、SNSなどのアプリをスマホから消し「無い」生活をするという実践的な方法が紹介されています。
この期間を経て、「なくてもいいものはそのまま無くし、あったほうがよかったものは節度を持って使う」というルールを設けることで、スマホとの健全な関係を築けるのです。
そして、この本で特に強調されているのが、「スマホを触らないことで生まれる余暇を、いかに質の高い余暇活動に充てるか」が、人生の充実に関わるという点です。読書、趣味、人との交流など、具体的なヒントが豊富に紹介されています。
3. 私の「デジタルミニマリスト」実践と変化
スマホ断ちで生まれた「ワタシの時間」
私もこの本を読み始めてから、すぐにスマホの中のSNSアプリとゲームアプリを削除し、自宅にいるときや仕事に集中したいときは、スマホが目に入らないよう物理的に遠ざけるようになりました。(もちろん、必要な時はきちんと活用していますよ!)
これを実践してかれこれ1週間になりますが、確実に**余暇の時間が増えました。**そのおかげで、この「よりよいワタシLab」を始めることができたのです。
さらに、驚いたのは睡眠の質の改善です。夜中にスマホを見る習慣がなくなったことで、深く眠れるようになったと感じています。
あなたも「よりよいワタシ」へ一歩を踏み出しませんか?
スマホとの関係を見直したい方、お子さんにスマホを持たせるにあたってその影響を今一度認識し直したい保護者の方、そして「もうどっぷりスマホ中毒かも…」と感じている方も、ぜひ一度『デジタルミニマリスト』を読んでみてください。
スマホとの距離を適切にとり始めることで、日々の生活に**「質の高い余暇」**が生まれ、それが「よりよいワタシ」へと繋がることを、私自身が実感しています。
私自身のスマホとの距離の取り方や、それによって生まれた生活の変化については、また別の記事で詳しくご紹介する予定です。お楽しみに!
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